小児歯科

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虫歯予防:”虫歯にならないために”

歯医者さんは虫歯になったら行くところだと思っていませんか?
虫歯は食生活や正しい歯磨きで防げる病気です。一生自分の歯でおいしく食事をとれることはお子さんの将来の健康に関わってきます。子供の頃から歯医者さんで定期検診を受けて、正しい食生活、歯磨き習慣を身につけていきましょう

虫歯予防:”虫歯にならないために”

乳歯は虫歯になりやすい!

乳歯は永久歯よりやわらかく、一度虫歯になると虫歯の進行が早いという特徴があります。また痛みを感じにくいため虫歯が小さいうちにお子さんが痛みを訴えることはあまりありません。特に奥歯の歯と歯の間から虫歯ができやすく一見綺麗に見える歯でもレントゲンを撮ると、歯と歯の間に虫歯ができていることがあります。定期的に虫歯になっていないか歯医者さんでチェックしてもらいましょう。

乳歯は虫歯になりやすい!

虫歯にしないための5つのポイント

だらだら食べはしない

1日の飲食回数が多いほど虫歯になりやすくなります。
間食は時間を決めて食べましょう。ジュースは飲むならおやつの時だけにして、のどが渇いたときはお茶かお水にしましょう。

だらだら食べはしない

寝る前の歯磨きはしっかり

寝ている間は唾液の量が減り、虫歯菌が増えやすい状態になります。寝る前の歯磨きはしっかりしましょう。また乳歯の虫歯は歯と歯の間にできやすいので、歯ブラシだけでなく糸ようじを使うことをお勧めします。

寝る前の歯磨きはしっかり

フッ素で歯を強く

歯磨き粉を使うときはフッ素入りの歯磨き粉を使いましょう。
また、3ヶ月に1回歯医者さんで高濃度のフッ素を塗ってもらうと効果的です。当院では定期検診を受けられたかたに無料でフッ素を塗っています。希望されない方は事前におっしゃってください。

フッ素で歯を強く

奥歯の溝にはシーラント

奥歯は溝が深く汚れがつまると歯ブラシではなかなかとることができません。そのため奥歯の溝をあらかじめお薬で塞いであげることで溝の虫歯を防ぎます。削らないので痛みはありません。特に6歳臼歯は溝から虫歯になりやすいので、6歳臼歯が生えたらシーラントを行うことをお勧めします。

奥歯の溝にはシーラント

キシリトールを上手にとろう

キシリトールは天然の甘味料で虫歯にならないだけでなく、お口の中の虫歯菌を減らす作用があります。キシリトール製品を選ぶときは甘味料としてキシリトールが50%以上含まれていて、砂糖の入っていないものを選びましょう。キシリトール100%の物がおすすめです。

キシリトールを上手にとろう

虫歯になってしまったら?

当院では治療が初めてのお子さんには、緊急の場合をのぞいていきなり治療はしません。歯科治療は大人でも怖いものです。どんな道具を使うのか、どんなふうに治療をするのかきちんと説明し、トレーニングを行ってから治療に入っていきます。

虫歯になってしまったら?

虫歯になってしまったら?

こどもにもしっかり説明

小さいお子さんでも鏡をみせたり写真や絵を使ってしっかり説明します。そうすることで子供にも自分の口の中に興味をもってもらい、自分の歯は自分で守るという意識を育てることが大切です。

こどもにもしっかり説明

こどもにもしっかり説明

治療の際の注意点

うそはつかない

うそをつくと、お子さんとの信頼関係が築けなくなってしまいます。歯医者にくるまえに「何もしない」「痛くない」「すぐ終わる」などは言わないようにしてください。
「歯医者さんに悪いところがないかみてもらおう」「ばい菌をやっつけてもらおう」など前向きな言葉掛けをしてあげてください。

うそはつかない

焦らない

お母さんはなるべく早く治療を終わらせたいと思いますが、お子さんにはそれぞれペースがあります。無理して治療を行うと次から歯医者にくるのを嫌がってしまいます。
たとえ泣いてしまって治療ができなくてもできたところまでをほめてあげて「次またがんばろう」とはげましてあげてください。

焦らない

おどかさない

自分が歯医者で痛い思いをした経験を話したり、「いい子にしないと歯医者についれていくよ」など歯医者が怖くなるようなことは言わないようにしましょう。

おどかさない

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