1:3歳過ぎてもゆびしゃぶりやつめかみなどのくせがある
2:いつも口が開いている
3:乳歯がすきまなくぴっちり生えている。または乳歯がすでにがたがたしている。
4:受け口である、または家族に受け口の人がいる
5:食事に時間がかかる
6:硬いものを噛むのが苦手
7:食事中にくちゃくちゃ音がする
8:いびきをかく
いつも口が開いていると口が乾燥して虫歯になりやすいだけでなく、歯並びも悪くなる可能性が高くなります。また、口から雑菌が入り込むために扁桃腺が腫れやすくなったり喘息、アレルギー性鼻炎、アトピーなども起こしやすくなります。
まずはお口を閉じるトレーニングから始めましょう。
顎が成長期のうちに行うことで顎を広げてあげることができ、永久歯を抜かずに矯正できる可能性が高くなります。
歯並びが悪いと歯磨きが難しくなるので虫歯や歯肉炎になる可能性が高くなります。
歯並びが悪いことで大きく口を開けるのをためらったり、発音がうまくできず人前で話すことが苦手になったりすることもあります。
矯正治療中は1ヶ月~2ヶ月おきの来院が必要になります。中高生になると部活や勉強で忙しくなり通うのもなかなか難しくなります。
子供のうちの矯正は医療費控除の対象になります。成人になってからの矯正治療は審美目的とされ医療費控除にならない場合がほとんどです。
あまり小さくて歯型が取れない子はトレーニングで様子をみながら、歯型がとれるようになってから治療を行います。
見た目の美しさだけでなくお口の機能を正常にする矯正方法です。歯並びが悪いのはほとんどが顎の発育不良が原因です。顎の発育不良が原因で口呼吸になったり鼻が詰まりやすくなったりすることがあります。顎顔面矯正は固定式の装置で顎の成長を促します。取り外しの装置に比べ確実に顎を広げられるメリットがあります。上顎の骨の発育中の5、6歳~9歳頃までに治療をスタートすることをお勧めします。特に受け口の場合は早めにスタートすることで高い効果が得られます。装置で歯並びを治すだけでなく、正しく噛むトレーニング、鼻で呼吸するトレーニングを行い見た目だけでなくお口の機能の改善を目指します。
- 費用はどれくらいかかりますか?
- 当院では、検査料、調整料込みで税込44万円です。毎月の調整料はかかりません。
- ただし、開始年齢が9歳以降の場合、また重症の場合は追加料金がかかることがあります。
- 分割は3回まで可能で分割手数料はかかりません。クレジットカードも使用できます。(VISA/MASTER)
- 期間はどれくらいかかりますか?
- 動的治療期間(口の中に装置が入っている期間)は平均3年くらいですが、個人差があります。
また、動的治療期間が終了した後も全て永久歯に生え変わるまでは経過観察を行い、噛み合わせが安定することを確認して終了になります。
- どれくらいの間隔で通いますか?
- スタートして最初は1~3週間間隔で来院していただきますが、上下に装置が入った後は1ヶ月~2ヶ月間隔になります。動的治療期間が終了した後は3ヶ月~6ヶ月に1回程度の来院間隔になります。
- 痛みはありますか?
- 装置を入れて数日間は痛みが出る場合があります。痛みの程度は個人差がありますが3日~1週間程度で痛みはなくなります。
- 日常生活に制限はでますか?
- とくにありません。スポーツも普通に行えます。
装置をいれたばかりは、慣れるまでしゃべりにくくなったり食べにくくなったりしますが、すぐになれます。
- 10歳すぎてからでもできますか?
- 年齢が上がるほど顎を広げられる量は少なくなります。成長には個人差がありますので、最初に検査をさせていただき詳しく説明させて頂きます。